債務整理を検討している方は、差し押さえを気にしていることがあります。
家財が差し押さえられてしまうのではないかと、心配している方も少なくありません。
ドラマなどを見てみますと、たまにタンスに対して差し押さえという張り紙が取り付けられている光景が流れている事もあります。
そのイメージが強いので、家財は差し押さえられるのではないかと心配になってしまう訳です。
しかし債務整理を行ったからと言って、タンスが差し押さえになるケースはまずありません。
金銭価値が低めだからです。
そもそも債務整理で差し押さえになるのは、あくまでも金銭価値が20万円を超える物品に限定されます。
タンスが20万円を超えるかと言われれば、そうでないケースが多いでしょう。
ですから有価証券などは、確かに差し押さえになる事はあります。
それ以外の生活必需品は残せるようになっている訳です。
また現金も99万円以下は残せるようになっていますし、生活は特に問題ありません。